「シックス・センス」以来、最も衝撃的なスリラー !
愛する息子の死から立ち直れず精神科の治療を受けているテリーはある日、写真やビデオテープから息子の姿だけが消えている事実に驚愕する。そんなテリーに「初めから子供はいなかった」と言う夫。
しかし、その言葉に納得のいかないテリーは謎の追求を始めるが、そこには衝撃の真実が待ち受けていた…。
音声および映像特典
●もうひとつのエンディング
●未公開シーン
●メイキング・ドキュメンタリー
●メイキング(フォーガットンの記憶)
●音声解説(監督&脚本家)
●劇場予告編集
《監督》 ジョセフ・ルーベン
《製作》 ジョー・ロス
《脚本》 ジェラルド・ディペゴ
《音楽》 ジェームズ・ホーナー
《出演》 ジュリアン・ムーア、ゲイリー・シニーズ、ドミニク・ウェスト、アンソニー・エドワーズほか
スペシャル・パッケージ仕様
とにかくこの映画を判断するには見るしかないです。あまりの馬鹿馬鹿しさに口をあんぐりあけて小さなハッピーエンド(!?)を見るか、とてつもない陰謀を感じ取って衝撃的に見終わるかは、もうこれ見る人それぞれでしょう。
この映画の存在を知ったなら、あまり予備知識を持たないでまず一度見る事をお勧めします。そして気に入ったなら数回リピートして鑑賞しましょう。きっと面白い発見が多数ありますから。
ホント、映画の予告編って上手に編集してるなぁ… こんな映画でも面白そうに見せるんだから驚きの一言に尽きます。 それにしても本作のキャッチコピーには参りました。
「シックス・センス」以来、最も衝撃的なスリラー!
・・・どこが? よくこんな大それた事を言えたもんだなと逆に感心させられました。 2005年のワースト1は本作に決まり!(試写会で良かった…)
ま、見方を変えれば笑える映画でもあるんですけどね。 ちょっとでも確信に触れそうになるとびゅーんと空に飛んでくってのは ある意味衝撃的でしたから。「どこ行くねーん…」みたいな(笑) 何が飛んでいくのかは見てのお楽しみ(?)ってことで
予告編が少し面白そうだったので、ヤバそうだという不安を持ちつつも誘惑に負けて劇場鑑賞してしまいました。 不安は的中しました! こういうネタって、3パターンのオチしか選択出来ないと思うのですが 正にそのパターンの内の個人的に最悪の1パターンにハマっていました。 ここまで行くとほとんどコメディです。
なお、余談ですが、
①本作のトンデモCGを見て漫画「ドラゴンボール」のタオパイパイのを思い出しました。
②小松左京先生のSFアクション小説「エスパイ」を思い出しました。
③ジョン・ノーマンのスペース・オペラ小説「ゴル」シリーズも思い出しました。
これ以上言うとネタバレが過ぎる思いますので、こんなところです。 トンデモ・サスペンス映画好きな方にはお薦めです。
何という懐かしさか、また何という後くされのないのない宣伝か! キャッチコピーはこけおどしだったと、すがすがしく涙を流しても良い懐かしさは、まんま昔日・東宝東和の趣を回顧させる客あしらい!
ジュリアン・ムーアがここまで必死の演技スペック全開で、「母の想い」を体現してれば、きっと何か物凄い衝撃を味わえるに違いない!と期待を胸に足運んだカップルが、どれだけ口あんぐりになったか、DVDで初めてこの映画に望む人は、そこをこそ重点的に鑑賞したほうが味わい深いに相違ない(爆)
ジュリアン・ムーアにゲイリー・シニーズが噛んでた時点で、相当量のBかと踏んでたので、そこそこ裏期待をはべらせてはいたが、あの「ばびゅーん!」すっ飛びカットで、カップルがひしめく劇場内、筆者だけがスタッフの気迫に感応して爆笑したのがひとえに恥ずかしい(爆)
「何か今までとは違う衝撃を与えてやるぞ!」という製作者の気迫が、ここまで豪快に「滑った」好例は、近来稀に見る珍事である!
ドラマ本編の役者の顔と、特殊効果の著しいパワーの「ズレ」をこそ、この映画は後世に残す価値ある逸品。
クライマックス・誘拐者が「お代官様、お許しを」のショットの直後に来る「逆転バビューン!」で、筆者は「よっしゃあ!」と破顔一笑で納得した(爆)